2009年09月29日

本当によかった!

こんばんは

今日は嬉しい事がありました。
2ヶ月休んでいた男子から電話が入りました。
「佐伯さん、僕○○です。今会社に向かっています。佐伯さんや皆さんに渡したい物があります」たどたどしい言葉の中に力強さを感じました。

8月1日~5日まで無断欠勤。
その後、男子が「引きこもり」になりました。
働く状況を変えた為か、会社に来なくなりました。
来なくなって丸2ヶ月、普通だったらある意味”くび”ですよね。
働く状況を変えたのですが、本人は努力したと思いました。
しかし、”ひとり作業”たぶん合わなかったのかと・・・
わがままをいうのではなく、身体に異常がでたのです。
本人は「無断欠勤」をしたと・・・自分を責めて体調を崩してしまいました。
電話をしても出てくれません。

何とか「逢いたい」と思い、1時間かけて彼の家に出かけた事もありました。やせ細りお母さんも泣いていました。

なんとか立ち直ってもらいたいと連絡を取り続け、最近ようやく電話も出てくれるようにやっとなりました。

そして、今日、彼から会社に向かっているという吉報!
私は残念な事に大阪に出ていたので、彼には逢えませんでしたが
元気な姿を出してくれた事が本当によかったです。いただいたのは
高価なモナカのおまんじゅうでした。お母様の心使いなのでしょう。
おいしかったよ。

本当によかった!

10月1日出勤してくる顔が楽しみです。

  


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2009年09月17日

5年後の貴方は?

こんばんは

イライラした様子で部屋に入ってきた

「忙しいんですけど・・・・」

「そう、お忙しいの?」

「そうなんです。忙しいです」

「そんな忙しい時に社長はどうして私に貴方と合わせるのかしら?」

「わかりません」

「今、貴方が作業から抜けることで皆さんが大変な思いをされて
いるのね」

「それでもここに私と会わせたかったのね」

「なぜだと思う?こんな貴重な時間をいただいて」

「自分のためですか?」

「なぜ、そう思うの?」

「人が足らずに僕がイライラしているから・・・」

「人が足らないの?」

「すごく忙しくて大変なんです」

「そう、大変なの?でも、忙しいってうらやましいね」

「うらやましい?」

「うらやましいよ。他企業でお話を聞くと正社員でも1週間毎日出勤できない企業があるの・・・うらやましいよ」

「そうなんですね。でもサブリーダーが僕の事嫌いなんです。他の人との話し方が僕とは違うのです」

「なぜ、そう感じるの?」

「毎日なんです」

「貴方は毎日サブリーダーと仲良くしたいと思っている?」

「いいえ、思うわけないでしょう」

「貴方が思わなかったら、なぜサブリーダーが思ってくれるでしょうか」

「かわいがってほしい?」

「それは、そうです」

「5年後の貴方はどうなっていたい?考えてみて?」
「新人の生意気な作業員を指導していないですか?」
「どんな新人がかわいいですか?」
「どんな新人になると可愛がってあげようと思いますか?」

「さぁ、今現場に帰ったらどう挨拶しますか?」

「忙しい時に時間をいただきありがとうございました。といいます」

「よかったね。自分が変わることで周りの方が必ず変わってくるよ。でもうわべだけだと見えるからね。心を込めて挨拶してね」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
共生できない22歳の彼の状況を交流分析で異常を見つけました。
今日は面談して話させてもらった内容の一部です。
泣きながら心の中のもやもやを話してくれました。
どうか皆さんと打ち解けますよう心から応援します。

自分が変わらないと人は絶対変わってくれませんよ

1週間後の彼、1ヶ月後の彼、3ヶ月後の彼そして1年後の彼を見守りたいと思います。頑張れ!K君



  


Posted by kumikochan  at 22:47Comments(1)

2009年09月07日

定年退職

こんばんは

8月末で大きな大きなリーダーが定年退職で引退した。
「60歳」その後は「嘱託」という道があるのに引退をした。

28年家族の支えで今まで働くことができ、今度は家庭人として
第三の人生を選んだのでしょう。

カッコよすぎるよ。

妻の道を選んだのですね。
仕事での厳しさ、どこまでも挑む姿は男性でも少ないのではなかったでしょうかこんな仕事人間。

表面は厳しく、内面は暖かく、細やかな気配り、・・・

私は追いつき追い越せという思いで、背中を見て走ってきましたが
追いつきもせず、心の中に大きな空洞が開いたような感じがしています

10日ほど前、あれだけ二人で泣いたから、もう泣かないと決めて
いたのに・・・・貴女はどこまでも・・・かっこいい・・・

何回も送別会に参加しましたが、全員が涙で送りだしたのは貴女だけでした。

「ありがとうございました」感謝の言葉しかありません。

第三の人生もきっとすばらしい人生を歩まれるのでしょうね。

フレ~フレ~小枝・・・フレ~フレ~小枝・・・

  


Posted by kumikochan  at 23:47Comments(4)